21円案件の太陽光発電で元がとれるのか!?

FIT21円から太陽光発電を始めました!なんとか売電開始することが出来ましたが、果たして本当に元がとれるのでしょうか・・・?

ガイアの夜明け ~太陽光発電の回の感想~

テレビ東京で10月24日に放送された、ガイアの夜明けですがテーマは太陽光発電についてでした。そのタイトルは、「どうする?ニッポンの電力 ~「再生可能エネルギー」知られざる”裏側”~ です。


見た方も多いと思いますが、簡単に感想を書いてみます。

 

導入部分は静岡や北海道の停電についてです。
「想定外の災害で相次ぐ停電。その頃政府は、電力のあり方を大きく変えようとしていました。」
というナレーションの後、世耕経産大臣が再エネを主力電源にすることと、そのためにコスト低減の取り組みを強化することを発表するシーンが流れます。

 

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今年の夏に発表された、第5次エネルギー基本計画に盛り込まれた内容ですが、別に再エネのことだけが改正された訳ではありません。ですので、ここだけピックアップするのもどうかと思いました。

それに、固定価格買取制度は福島原発の事故から始まったことなのに、この番組の説明では今年の北海道地震が原因と捉えかねられそうな説明だと感じました。

 

「(再エネの)普及を阻む、不可解な壁が明らかになる」

というナレーションの後、茨木県の送電線状況の図が現れます。

 

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おぉー、何か期待させてくれます( ゚Д゚)y─┛~~

 

しかし、タイトルの後は再エネ発電賦課金のことについてです。
発電家にとっては、耳の痛い話です(>_<)要は都合の悪い話ですね。

ここを電力会社の負担にするのではなくて、税金でやり繰りしないからこのような面倒な話しになっているのだと思います(-_-;)

 

なんか寸劇が始まって、再エネ賦課金に納得のできないという内容です。
・・・まあ、理解できます。私も太陽光発電を持っていなかったらそう思ったでしょう。

 

急に場面は変わって、静岡県磐田市の茶畑になります。

えっと・・・、賦課金の話はどうなったの・・・?って感じです(;´Д`)

そして、その茶畑の中で太陽光発電所が作られている映像になります。


この発電所の社長さんが出てきますが、その年商が5億円だそうで。5人の会社なので一人あたり1億!
複数名で会社の体を作って、発電所を経営するのも賢いやり方だなー、と感じました。経費で色々落とせそうなので、個人でやるよりも効率的なのだと思います。

 

次は送電線の空きが無いという話です。送電線の空きについては、実は30%くらいしか使用していないとかなんとか、一頃盛り上がった話ですね。送電線が切れた時のことを想定して、50%は空けておく必要があるそうですね。

 

茨城県はほぼ全滅のようで、まったく空きがないと説明があります。その後、福島原発が止まっているので、その幹線は空いているのでは?という疑問から、東電の本社に取材が行われます。すると、そこの系統計画室長さんは、「福島幹線に関しては、空きは十分にあります」とすぐに認めちゃいます(;´Д`)ただ、変電所が必要でその工期に9年掛かるとか・・・、いやいや掛かり過ぎでしょ( ゜Д゜)

 

送電線の空きが無い理由は、認定だけ取って発電所を立てない事業者がいることの説明があります。
実に49%が認定だけ取って、そのまま塩漬けにされているそうです。これらの認定が取り下げられたら、新規に振り分けられるということです。


そこでこの社長さん、経産省が出している認定リストから、まだ着工されていない事業者に電話して買い取り交渉を始めます。すごいエネルギーというか、ここまでできる人だから年商5億も稼げるんですね(´・д・`)私には到底真似ができません。


現在40箇所を所有で、今年度に30箇所の増設を計画しているそうです。もちろん殆どが高圧なのでしょうね・・・

次いで九電の出力抑制についての話になり、社長さんは「2割制御されたら赤字だ」と語ります。この赤字がどういう計算か分かりませんが、2割弱まで抑制されてもCFがプラスなら結構利回りが良いですね!

 

なぜこの時点で出力抑制が行われたかと言うことですが、普通に考えると玄海原発の再稼働が原因だと思います。
九電に取材を申し込むと、原発の再稼働は関係ないという文書が帰ってきます。・・・いやいや関係大アリでしょ(;´Д`)

 

回答文書には、「今春昼間には太陽光出力が最大となった時点で電力需要の8割程度となり、その後も太陽光の接続は増加しているため、火力発電などの調整による需要と供給のバランスの維持が困難な状況になりつつあります。」とも書いてあります!

 

え?太陽光だけで8割?今年さらに太陽光増えて、プラス原発2基もあって来年の春はどうなるの?火力全部止めても全然間に合わなくない?出力抑制が週末だけで済まなくなりそうな予感((((;゜Д゜)))

 

その後、専門家の人が「原子力発電は不安定。それを優先するのは3.11前と変わっていない」と説明します。この不安定という意味ですが、1基が止まった時の影響が大きいということだと思います。


ただ、電力会社からすると太陽光発電の方がよっぽど不安定だと思っているでしょうね(^^;)天気に大きく左右されるし、そもそも夜は発電しないし。発電所が各地に分散していることが一番の利点でしょうか。

 

10月20日と21日に50万~90万キロワットの出力抑制が行われ、実に原発1基分の発電量に当たると説明があります。
これでも原発は関係ないと言うのでしょうか・・・

 

話は変わって風力発電です。
日本は台風が多いので、風力発電には不向きと言われていたが、それを覆す画期的な技術があると!

その名も、「垂直軸型マグナス風力発電機」

 

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なんかカッコいいですね!

 

プロペラが無いので、台風の中でも発電できるとか。・・・普通の日はどうするの?
と無駄な心配する必要もなく、どうもマグナス効果というものを利用して、風の強弱に関わらず風車を回すことができるそうです!
プロペラ式のように回り過ぎて壊れるリスクも低そうですし、今後の普及が望まれます。

 

しかし、試作品はうまく動作しません。試作品は10kW程度のそれほど大容量ではありませんが、見た目はそれなりに大きいです。
風力発電における低圧は20kWに当たるので、その半分の容量になります。
その後、試作品の異常はどうやら回転数の誤認知だと分かりました。

 

・・・回転数の誤認知って、このような凡ミスであれば撮影前に分からなかったのでしょうか?
そんな訳はないですよね。回転数の検知なんて、通常の風でもできるのですから、わざわざ台風の日に行う必要はありません。
しかし、番組の中では台風の日にそれが発覚したことになっています。

 

そして、その調整後無事に発電しました。
「台風の中でも、暴走することなく回り続けていました」
「出力を抑えたテストでしたが、3千ワット余り発電しました」とナレーションがあります。

 

うーん(;´Д`)
どう評価して良いか分かりませんが、3kWの発電ですよね?全然すごいとは思えないのですが・・・


一般的な風力発電が20kW、太陽光発電が50kWと考えると、いくら出力を抑えていたとはいえ台風の時に3kWでは実用に耐えるかどうか判断できませんね。


台風は年に数回のことなので、むしろ平常時にどの程度の発電量があるのかの説明もあると良かったと思います。

ただ、台風の日にいくら出力を抑えていたとはいえ、3kWしか発電していなかったのであれば、平常時の発電もおして然るべきでしょう。

 

そして番組の締め括りの言葉です。
この夏日本各地で大規模な停電が起こり、電力の大切さを思い知ることになりました。

 

ん・・・?日本各地で停電って起こってましたっけ?
北海道の地震と、静岡・神奈川の台風被害だけだったように思えますが・・・。これを日本各地と言うには無理があるのではないでしょうか(´・д・`)

 

そして最後の言葉がこちらです。

「原発を少なくして、再生可能エネルギーを主な電源とする。それが国の方針ということですが、取り組みには課題が山積みです。私達の暮らしに欠かせない電力。身近な問題としてその動きには、目を向ける必要がありそうです。」

 

・・・?原発を少なくして、再生可能エネルギーを主な電源とするって、そんなことどこに明記されていますか?

 

私の理解では、自民党は原発推進だと理解しています。再生可能エネルギーも、表面的には推進していますが、あくまで補助的な位置づけだと認識されているのではないでしょうか。

 

私自身は原発は中道というか中立派です。他国と比較して圧倒的に資源の少ない日本には必要だと思うし、逆に他国から物理的な攻撃されることを考えると無い方が良いとも思っています。

最終的な結論としては、安全性を確保した上での設置が望ましい、と考えています。極度の僻地や無人島などの設置ですね。ただ、数十年という長期の運用を考えると、このようなことは現実的ではないので、実際には無理だということも理解しています。

 

「必要悪」という言い方をすると、原発に携わる方々に失礼なのですが、そのように考えていくしかないと考えています。
原発は放射能のことを考えると害悪であるが、資源がほぼゼロである日本にとっては必要不可欠であると。
ただ、今回の番組を踏まえて太陽光発電事業者の立場から考えると、原発の再稼働による太陽光発電の抑制に関しては反対をしていく必要があると考えられます。

 

今回の番組の内容を振り返ると、

1.北海道の停電について
2.再エネを主力電源にするとのナレーション
3.再エネ賦課金についての寸劇
4.太陽光発電の紹介
5.送電線の空きが無いことの説明
6.出力抑制が起こることの説明
7.新たな風力発電の紹介

 

というような内容でした。
一つ一つは丁寧に説明されていたのですが、全体を見ると何を言いたいのかその主旨が分かりません。

 

「北海道等の停電を踏まえ、電力供給の分散化の観点から原発ではなく太陽光発電が望ましい。」
という結論にも受け取られますが、その割にはネガティブ要素である再エネ賦課金のことを冒頭に持ってきたことが解せません。

 

「再エネ賦課金は国の方針である」という説明のみで、その主旨や必要性がまったくといって良いほど説明されていませんでした。
これでは視聴者としては、「再エネ賦課金なんか払いたくない」、「そんなもの払うくらいだったら、原発をもっと作ればいい」という考えになるのではないでしょうか。

 

番組全体を好意的に見ると、再エネに前向きなように受け取られるだけに、その賦課金の説明不足がとても残念に思えました。
このガイアの夜明けは以前から再エネのことを取り上げているようなので、今後の取り上げ方に期待したいと思います。

 

全体的に見て参考になる部分も多かったので、見逃した方は知人に見せていただくなどして是非見てみて下さい。FIT18円最後のモチベーションアップにも繋がると思いますよ(*^-^)

 

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